上月町(読み)こうづきちよう

日本歴史地名大系 「上月町」の解説

上月町
こうづきちよう

面積:九一・六八平方キロ

現佐用郡の西端に位置し、東は南光なんこう町と佐用町、西は岡山県英田あいだ作東さくとう町と同県和気わけ吉永よしなが町、南は赤穂郡上郡かみごおり町、北は佐用町に接する。中央を千種ちくさ川とその支流佐用川が流れ、佐用川には谷々から秋里あきさと川・大日山おおびやま川・幕山まくやま川が流入する。標高八〇メートルから四〇〇メートルの間に立地し、約八割が林野である。主産物はかつては米・麦・繭・木炭などであったが、現在は工業団地が造成され十数社が操業し、また姫路・龍野・相生方面への通勤兼業農家が大半である。北部を中国自動車道が横断する。中央部を東西にJR姫新線が通り、上月駅がある。国道一七九号がJR線にほぼ並走する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android