仁戸田六三郎(読み)ニエダ ロクサブロウ

20世紀日本人名事典 「仁戸田六三郎」の解説

仁戸田 六三郎
ニエダ ロクサブロウ

昭和期の早大名誉教授



生年
明治40(1907)年5月5日

没年
昭和56(1981)年4月2日

出身地
台湾

学歴〔年〕
早稲田大学文学部哲学科〔昭和6年〕卒業

経歴
昭和7年早大非常勤講師、のち教授となり、定年退職した53年まで宗教哲学講義を続けた。ユーモアあふれる話術と自由奔放な性格で学生たちから“にえろくさん”の愛称で親しまれ、学外でもNHKの「トンチ教室」「二十の扉」などに出演、名物教授だった。また洋画、釣り、野菜作り、ヨット…と多芸多才のうえ、無類の酒好き。著書も「日本人の宗教意識の本質」「日本人自身」など数多い。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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