仁田子村(読み)にたごむら

日本歴史地名大系 「仁田子村」の解説

仁田子村
にたごむら

[現在地名]甲佐町仁田子・みどり

東は岩下いわした町、北は大町おおまち村と接し、西南みどり川を挟んで下益城郡高木たかぎ(現中央町)と接する。慶長国絵図に村名がみえ、近世は甲佐手永に属した。「国誌」に「西外地村下地村犬丸村水口村等ノ小村アリ」とある。宝暦一二年(一七六二)の甲佐手永手鑑では竈数五九・男一六二・女一六〇、渡船一、本高三六八石五斗余、田一九町二反七畝・畑一一町七反余、新地田畑八町五反二畝余、諸開(定米畝物・上畝物・一毛畝物・野開・請藪・新請藪)二町四反六畝余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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