仄白(読み)ほのじろい

精選版 日本国語大辞典 「仄白」の意味・読み・例文・類語

ほの‐じろ・い【仄白】

〘形口〙 ほのじろ・し 〘形ク〙 (「ほのしろい」とも) ほのかに白い。かすかに白い。白っぽい
帰省(1890)〈宮崎湖処子〉八「况(まし)て悲しき秋の夕は、昨夜の行燈の闇光よりも、微白(ホノジロ)くして陰気なりき

ほの‐じろ・む【仄白】

〘自マ五(四)〙 ほのかに白くなる。かすかに白く見える。
※オキナワの少年(1971)〈東峰夫二三美里村の屋根々々が月の光にほのじろんでみえたよ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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