東峰夫(読み)ヒガシミネオ

デジタル大辞泉 「東峰夫」の意味・読み・例文・類語

ひがし‐みねお〔‐みねを〕【東峰夫】

[1938~ ]小説家フィリピンの生まれ。本名東恩納ひがしおんな常夫。沖縄のコザ高校を中退し、米軍嘉手納かでな基地で働く。「オキナワの少年」で芥川賞受賞。他に「島でのさようなら」「大きなはとの影」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「東峰夫」の解説

東峰夫 ひがし-みねお

1938- 昭和後期-平成時代の小説家。
昭和13年5月15日フィリピン生まれ。沖縄のコザ高を中退後,嘉手納(かでな)基地ではたらく。「オキナワの少年」で昭和46年文学界新人賞,47年芥川賞。「島でのさようなら」「大きな鳩の影」など,沖縄の人々をえがきつづける。ほかに「ママノースカロライナにいる」など。本名は東恩納(ひがしおんな)常夫。

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