デジタル大辞泉 「今に始めぬ」の意味・読み・例文・類語 今いまに始はじめ◦ぬ 前からあったことで、今急に始まったことではない。少しも変わったことではない。「弓矢取る身のならひ、―◦ぬ事なれども」〈曽我・九〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「今に始めぬ」の意味・読み・例文・類語 いま【今】 に=始(はじ)めぬ[=始(はじ)まったではない] 従来からあったことで、少しも変わらない。今、急に始まったことではない。[初出の実例]「弓矢取る身のならひ、今にはじめぬ事なれども、親のために命をかろくし」(出典:曾我物語(南北朝頃)九)「今に始ったではないが、変な人だと思ひながら」(出典:多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例