今に始めぬ(読み)イマニハジメヌ

デジタル大辞泉 「今に始めぬ」の意味・読み・例文・類語

いまはじめ◦ぬ

前からあったことで、今急に始まったことではない。少しも変わったことではない。
弓矢取る身のならひ、―◦ぬ事なれども」〈曽我・九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「今に始めぬ」の意味・読み・例文・類語

いま【今】 に=始(はじ)めぬ[=始(はじ)まったではない]

  1. 従来からあったことで、少しも変わらない。今、急に始まったことではない。
    1. [初出の実例]「弓矢取る身のならひ、今にはじめぬ事なれども、親のために命をかろくし」(出典:曾我物語(南北朝頃)九)
    2. 「今に始ったではないが、変な人だと思ひながら」(出典:多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む