今に始めぬ(読み)イマニハジメヌ

デジタル大辞泉 「今に始めぬ」の意味・読み・例文・類語

今いまに始はじめ◦ぬ

前からあったことで、今急に始まったことではない。少しも変わったことではない。
「弓矢取る身のならひ、―◦ぬ事なれども」〈曽我・九〉

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精選版 日本国語大辞典 「今に始めぬ」の意味・読み・例文・類語

いま【今】 に=始(はじ)めぬ[=始(はじ)まったではない]

  1. 従来からあったことで、少しも変わらない。今、急に始まったことではない。
    1. [初出の実例]「弓矢取る身のならひ、今にはじめぬ事なれども、親のために命をかろくし」(出典:曾我物語(南北朝頃)九)
    2. 「今に始ったではないが、変な人だと思ひながら」(出典:多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前)

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