今吉石(読み)いまよしせき

最新 地学事典 「今吉石」の解説

いまよしせき
今吉石

imayoshiite

化学組成Ca3 Al(CO3)[B(OH)4](OH)6・12H2Oの鉱物,六方晶系,空間群P63,格子定数a1.10264nm, c1.06052,単位格子中2分子含む。無色透明,絹糸光沢,繊維から柱状結晶,劈開{100}完全,硬度2〜3,比重1.79。屈折率ω1.497, ε1.470,一軸性負。500℃までに結晶水を,900℃までに二酸化炭素を消失。エットリング石族。三重県伊勢市施餓鬼谷(水晶山)において蛇紋岩に捕獲された変斑れい岩に脈状鉱物として繊維状集合で生じ,大江石,加水灰ばんざくろ石,ゾノトラ石などが伴われる。名称は鉱物蒐集家の今吉隆治(いまよしたかはる)にちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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