今図子町(読み)いまずしちよう

日本歴史地名大系 「今図子町」の解説

今図子町
いまずしちよう

上京区室町新町間今出川下ル

南北に通る室町むろまち通と新町しんまち通の間に位置。

当町西側に室町幕府の管領細川勝元の宿所、北小路きたこうじ屋敷があったといわれる。「応仁記」応仁元年(一四六七)五月二六日条に「勝元北小路第を以て営とす」とあるのがこれである。邸内に聴松ちようしよう軒・泉殿いずみどののあったことが、「五鳳集」「宇津山記」で確認される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 みえ

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む