今村恒夫(読み)イマムラ ツネオ

20世紀日本人名事典 「今村恒夫」の解説

今村 恒夫
イマムラ ツネオ

昭和期の詩人,社会運動家



生年
明治41(1908)年1月15日

没年
昭和11(1936)年12月9日

出生地
福岡県嘉穂郡碓井村(現・碓井町)

本名
今村 久雄

学歴〔年〕
日本大学法文学部専門部

経歴
昭和4年頃から「文芸戦線」などに詩作を発表し、労芸分裂後は日本プロレタリア作家同盟(ナルプ)に参加。7年共産党に入りコップへの弾圧地下活動に入り、8年小林多喜二と共に逮捕された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「今村恒夫」の解説

今村恒夫 いまむら-つねお

1908-1936 昭和時代前期の詩人。
明治41年1月15日生まれ。「文芸戦線」に作品を発表し,日本プロレタリア作家同盟にくわわる。昭和7年共産党に入党し,8年小林多喜二とともに逮捕された。豊多摩刑務所収監中に病状が悪化し,保釈されたが,昭和11年12月9日死去。29歳。「今野大力・今村恒夫詩集」がある。福岡県出身。日大中退。本名は久雄。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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