日本歴史地名大系 「今須郷」の解説 今須郷いますごう 岐阜県:不破郡関ヶ原町今須村今須郷現関ヶ原町今須に比定される国衙領で、のち宝鏡(ほうきよう)寺(現京都市上京区)領。史料上は居益などともみえる。嘉元四年(一三〇六)六月一二日の昭慶門院領目録(京都大学蔵古文書集)にみえる「関所」に付属した国衙領と考えられている。南北朝期、美濃国衙領の当郷を含む半分は崇賢門院領となり、さらに応永三三年(一四二六)をあまり下らない時期に宝鏡寺領になった(「宝鏡寺領年貢注文」宝鏡寺文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by