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介護ロボット かいごろぼっと

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知恵蔵miniの解説

介護ロボット

歩行・食事など介護される側の自立を助けたり、入浴や車いすへの移乗など介護する側の仕事を支援したりするロボット。高齢者人口の増加や介護士の不足に対応するため、政府は2010年より介護ロボットの開発・導入助成を進めている。しかし、人の手による介護を第一とする介護現場の姿勢に加え、介護ロボットの大部分が介護保険の適用外となっていることから、2013年現在、現場での普及は進んでいない。これを受け、政府は開発メーカー実証実験の場を提供する介護施設との橋渡しや、15年から介護ロボットの利用料の9割を介護保険で補助することを決定するなど、開発側・利用者側の双方からの普及促進を図っている。

(2013-1-9)

出典|(株)朝日新聞出版発行
(C)Asahi Shimbun Pubications Inc
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

介護ロボット
かいごろぼっと

介護が必要な人を補助し、介護者の負担を減らす装置。装着して体の動きを支援するパワードスーツ、排泄(はいせつ)を支援するトイレ(排泄物の処理にロボット技術を用いた、設置位置の調整が可能なトイレ)、ベッドや車椅子(くるまいす)、風呂などへの移乗介助ロボット、人間型のコミュニケーションロボットなど、さまざまな種類がある。経済産業省と厚生労働省は、2012年(平成24)にロボット技術の介護利用における重点分野を策定。2013年度から重点分野のロボット介護機器を開発する企業に対し補助を行う事業を開始した。
 経済産業省の試算によると、日本国内の介護ロボット市場は2015年に167億円に拡大し、高齢化がさらに進む2035年には4000億円規模に達する見込みである。国際標準化機構(ISO)は、2013年9月に介護ロボットなどの国際安全基準を取りまとめ、民間機関が2014年4月から認証を始める。これにより、国内だけでなく輸出への道もひらかれることになる。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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