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仏の御器(読み)ホトケノゴキ

デジタル大辞泉 「仏の御器」の意味・読み・例文・類語

ほとけ‐の‐ごき【仏の御器】

《仏に供えるわんはふつう金椀かなわんであるところから》「かなわない」の意の「かなわん」にかけたしゃれ。
「ここな亭主の口というたら、とっとかなはん、―ぢゃ」〈滑・浮世床・初〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 ほとけ 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「仏の御器」の意味・読み・例文・類語

ほとけ【仏】 の 御器(ごき)

  1. ほとけ(仏)の椀
    1. [初出の実例]「われわれが手に入ちゃアかなはんかなはん仏(ホトケ)御器(ゴキ)だ」(出典黄表紙・世上廻親子銭独楽(1793か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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