仏勝寺(読み)ぶつしようじ

日本歴史地名大系 「仏勝寺」の解説

仏勝寺
ぶつしようじ

[現在地名]上野市猪田 広廻

福田山と号し真言律宗。本尊薬師如来坐像は三三年に一回開帳され、藤原中期の作と目される。もと長福ちようふく寺と称し、嘉吉元年(一四四一)の興福寺官務牒疏に「長福寺伊賀国伊賀郡猪田郷、僧房九宇、朱雀天皇承平四年、道雄法師開基、本尊薬師仏、中興憲俊僧都」とあり、永享八年(一四三六)の西大寺諸国末寺帳にも「伊賀国長福寺」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む