猪田村(読み)いだむら

日本歴史地名大系 「猪田村」の解説

猪田村
いだむら

[現在地名]上野市猪田

南は下郡しもごおり村。「井田」とも書く(永閑伊賀名所記など)。古代の伊賀郡猪田郷遺称地で、東の長田ながた(木津川)の自然堤防上に集落、北端田中たなか遺跡があり、西の丘陵との間に条里遺構が認められる。猪田神社周辺と背後丘陵にある五基の横穴式石室古墳のうち、烏谷からすだに古墳は元旦に鶏が嗚くという金鶏伝説をもつ。猪田・山出やまで上之庄かみのしように広がる長野ながの古墳群のうち当地には一〇基の木棺直葬の後期古墳がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む