仏顔(読み)ホトケガオ

デジタル大辞泉 「仏顔」の意味・読み・例文・類語

ほとけ‐がお〔‐がほ〕【仏顔】

仏のように柔和な顔つき。やさしい顔。
死人の顔。
「開けて見せたる―」〈浄・井筒業平〉

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精選版 日本国語大辞典 「仏顔」の意味・読み・例文・類語

ほとけ‐がお‥がほ【仏顔】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 仏の顔。仏像の顔。また、仏のように慈愛に満ちた顔。ぶつがん。
    1. [初出の実例]「なを奥の岩組の上に色のしろい仏㒵(ホトケガホ)」(出典浮世草子好色一代女(1686)六)
  3. 死人の顔。
    1. [初出の実例]「明けて見せたる仏顔わっと叫ぶを」(出典:浄瑠璃・井筒業平河内通(1720)三)

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