仕掛花火(読み)しかけはなび

精選版 日本国語大辞典 「仕掛花火」の意味・読み・例文・類語

しかけ‐はなび【仕掛花火】

  1. 〘 名詞 〙 地上にしかけておいて、打ち上げるといろいろの形や文字が現われるようにつくってある花火。しかけもの。《 季語・夏‐秋 》
    1. [初出の実例]「花火、仕掛花火(シカケハナビ)など打揚げると」(出典小公子(1890‐92)〈若松賤子訳〉一五)

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世界大百科事典(旧版)内の仕掛花火の言及

【花火】より

…これらの要素を選び時間的,空間的な変化を与えて花火が作られる。一般に花火は,その構造および用途によって,打上花火,仕掛花火,玩具花火の3種類に分類される。打上花火には割物(わりもの)(円の構図を現すもの,いわゆる菊花形花火),ポカ玉(非円の構図を現すもので,この名は玉が上空で割れるときの音からきている。…

※「仕掛花火」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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