仕来る(読み)シキタル

デジタル大辞泉 「仕来る」の意味・読み・例文・類語

し‐きた・る【仕来る/為来る】

[動ラ五(四)]昔から引き続き行ってきている。慣例としてきている。
「この長い行商の旅は、ずっと以前から―・ったことで」〈藤村

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「仕来る」の意味・読み・例文・類語

し‐きた・る【仕来】

  1. 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙 ( 「し」はサ変動詞「する(為)」の連用形 ) 昔から今まで引きつづいて行なっている。慣例としてしつづけている。
    1. [初出の実例]「はやかうしきたることが久いほどに、只故の様にせられたらうがよからうと申すぞ」(出典:史記抄(1477)八)
    2. 「維新以前より仕来りたる居留地の事なれば其内に一種の習俗を成して」(出典:条約改正論(1889)〈島田三郎〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む