付き纏わる(読み)ツキマツワル

デジタル大辞泉 「付き纏わる」の意味・読み・例文・類語

つき‐まつわ・る〔‐まつはる〕【付き×纏わる】

[動ラ五(四)]そばについて離れようとしない。また、ある気持ちなどがからみついて離れない。まつわりつく。「子供がうるさく―・る」「苦い思い出が―・る」

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精選版 日本国語大辞典 「付き纏わる」の意味・読み・例文・類語

つき‐まつわ・る‥まつはる【付纏】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 そばに付いて離れないでいる。比喩的に、ある気持や考えなどが離れないでからみつく。つきまとわる。
    1. [初出の実例]「ふたりの玉しゐつきまつはり地ごくへもごくらくへも連れ立て下さんせ」(出典:浄瑠璃・心中天の網島(1720)橋尽し)

つき‐まとわ・る‥まとはる【付纏】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙つきまつわる(付纏)
    1. [初出の実例]「浄頗梨の鏡に影の立そふごとくに、つきまとはって」(出典:浄瑠璃・用明天皇職人鑑(1705)鐘入)

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