付方(読み)つけかた

精選版 日本国語大辞典 「付方」の意味・読み・例文・類語

つけ‐かた【付方】

  1. 〘 名詞 〙 つける方法。つけるやりかた。
    1. [初出の実例]「はきれのせぬつけかたは、かねむねにまはりてなんのやくにかたつべし」(出典:俳諧・珍重集(1678))
    2. 「帳面の附(ツ)け方(カタ)を〈略〉主人に教はった」(出典:続俳諧師(1909)〈高浜虚子〉三〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む