ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カタ」の意味・わかりやすい解説 カタKatha ミャンマー北西部,カチン高原にあるザガイン管区,カタ郡の行政中心地。エイヤーワディ川西岸にあって,バモー-マンダレー間の水上航路の中継地点。近辺にはウント,モーンアイン,カバなどの鉱山があり,金,銀,鉛などを産出。これらの鉱産物はウントから鉄道で運ばれるか,カタから水上輸送される。エイヤーワディ川流域ではイネ,タバコ,ワタ,茶などが栽培され,カタは物資の集散地。市中央部の商業地には,ビルマ人,中国人,インド人などが住み,近郊には,カチン族,シャン族,カドウ族が住む。市内には仏教寺院,モスク,刑務所,裁判所,電話局,郵便局,軍駐屯施設などがある。郡人口約8万。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
岩石学辞典 「カタ」の解説 カタ- この接頭語は異なった研究者で正反対の意味で使われている.ヴァン・ハイスは地表近くの帯または鉱物の分解を含む過程として使用した[Van Hise : 1904].ベッケは風化帯より下の帯で鉱物が形成される変質作用が活発な地帯として使用した[Becke : 1903].一般に受け入れられている使い方はグルーベンマンの用法で,カタ帯は変成岩の最も深部で温度および静水圧が高く,応力は相対的に低い帯と定義している[Grubenmann : 1907]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報 Sponserd by