仙台の筋弛緩剤点滴事件

共同通信ニュース用語解説 「仙台の筋弛緩剤点滴事件」の解説

仙台の筋弛緩しかん剤点滴事件

仙台市の北陵クリニック(閉鎖)で患者の容体急変が相次ぎ、宮城県警は2001年1月、点滴筋弛緩剤を混入させ11歳の少女に投与したとして、クリニックの准看護師守大助もり・だいすけ受刑者を殺人未遂容疑で逮捕した。守受刑者は1件の殺人罪と、4件の殺人未遂罪で起訴された。逮捕4日目から否認に転じ、公判では一貫して無罪を主張したが、一審仙台地裁は04年3月、無期懲役を言い渡した。動機は元院長への不満などと推認した。08年に最高裁上告を棄却し、確定した。

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