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動機 どうきmotive

翻訳|motive

5件 の用語解説(動機の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

動機
どうき
motive

心理学用語。行動生起の内的な直接因の総称。要求,欲求,願望,意図などと同義に用いられることが多い。特に動因と混用されるが,内的な有機的不均衡に起因する場合には生理的動因といい,生理的動機とはいわない。

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動機
どうき
motif; motive

音楽用語。「モチーフ」とも呼ばれる。音楽の楽曲形成における最小の性格的独立単位。旋律,リズム,和声などにおいてなんらかの特徴をもち,楽曲展開の核となる。ホモフォニーの音楽では2小節で1つの動機を構成することが多いが,さらにその内部が小さな部分動機に分れることもある。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

どう‐き【動機】

人が意志を決めたり、行動を起こしたりする直接の原因。「犯行の動機」「タバコをやめた動機
motive》心理学で、人間や動物に行動を引き起こし、その行動に持続性を与える内的原因。
倫理学で、行為をなすべく意志する際、その意志を規定する根拠。義務・欲望・衝動など。
モチーフ2

出典|小学館
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大辞林 第三版の解説

どうき【動機】

人が行動を起こしたり、決意したりする時の直接の(心理的な)原因・きっかけまたは目的。 「犯行の-」 「執筆の-」 「 -が不純だ」
〘心〙 人の行動を決定する意識的・無意識的原因。動因。
〘倫〙 行動を規定する根拠となる目的意識を伴った欲望や衝動。
〘法〙 犯罪および意思表示・法律行為を行う際の内的原因。原因。
モチーフ に同じ。 〔もと「機械の動力・運動」の意。「哲学字彙」(1881年)に英語 motive の訳語として載る。倫理学・心理学の用語として一般化〕

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

動機
どうき
motive

一般に、その時々の行為を引き起こす機縁となるものが動機とよばれる。日常の習慣的な行為では、動機がはっきり意識されていないこともあるが、ABいずれを選ぶべきかといった行為の選択に際しては動機が意識され、場合によってはその動機の善悪についての反省が行為の選択を左右する。
 倫理学のうえで動機説とよばれるのは、行為の倫理的善悪は動機の倫理的善悪によって定まるとする見方で、道徳法則に対する尊敬を動機とした行為のみが倫理的に善(よ)いとするカントの見方は、その代表といえる。なお動機説に対立するのが結果説で、行為の倫理的善悪はその行為の結果の善悪によって定まるとする見方(たとえば功利主義)であり、動機説がどちらかといえば心情の善さを強調するのに対し、結果説は行為の結果に責任をもつことを強調する。ここに心情倫理と責任倫理の対立がみられるが、しかし心情倫理に属するとされるカントの倫理学も、行為の結果をまったく無視しているわけではない。[宇都宮芳明]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の動機の言及

【モティーフ】より

…動機,動因と訳される。〈動きを与えるもの〉を意味する中世ラテン語motivumに由来する語で,まずは物体の運動に,ついで人間行動の動機(動機づけ)に,ひいては芸術用語として比喩的に用いられる。…

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出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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