仙女香(読み)せんじょこう

精選版 日本国語大辞典 「仙女香」の意味・読み・例文・類語

せんじょ‐こうセンヂョカウ【仙女香】

  1. 江戸、京橋南伝馬町三丁目稲荷新道(東京都中央区京橋三丁目)の坂本屋で売り出した白粉(おしろい)。歌舞伎役者三世瀬川菊之丞の俳名仙女」にちなんで名づけられたもの。美艷仙女香。
    1. [初出の実例]「南伝馬町三丁目の稲荷新道で仙女香(センヂョカウ)と聞くと直知れやす」(出典滑稽本浮世床(1813‐23)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む