代御厨(読み)ほおじろのみくりや

日本歴史地名大系 「代御厨」の解説

代御厨
ほおじろのみくりや

現喰代付近に比定される伊勢神宮領。建久三年(一一九二)八月日の神領注文(神宮雑書)によれば、当地を内宮に寄進した給主は「籠明入道等」で、「件神領等、子細具于嘉承注文并永久宣旨也」とあり、添えられた注文・宣旨により嘉承三年(一一〇八)に寄進、永久三年(一一一五)神宮領として確認されている。天喜四年(一〇五六)代村」は藤原実遠から甥信良に譲られたが(「藤原実遠所領譲状案」東南院文書)、その後籠明入道の所領を経て内宮領となったと考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む