コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

神領 しんりょう

4件 の用語解説(神領の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

神領
しんりょう

社領ともいう。神社の領有地。神社は,その所領について,管理,維持,租税の徴収などの行政権,司法権をもっていた。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

しん‐りょう〔‐リヤウ〕【神領】

《「じんりょう」とも》神社の所有地。神社の領地。社領。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

しんりょう【神領】

〔「じんりょう」とも〕
神事・造営などの費用にあてるための、神社の領地。社領。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

神領
しんりょう

神社の領地、社領。明治維新による改革以前、全国の神社にその運営の経済的基盤等のため、神地(かんどこ)、神田(じんでん)、神戸(かんべ)、神郡(しんぐん)、御厨(みくりや)、御園(みその)、朱印地、黒印地(こくいんち)などとよばれる地があり、神社がその地を管理し、そこよりの収入を得、ときにその地の行政権、司法権ももっていた。『日本書紀』崇神(すじん)天皇の条に、天社・国社の制を定め、神地・神戸をそれにあてたとの記事があるが、それは史実とみられず、この起源とみることもできない。のち大化改新で公地公民制となったが、神社は特別として、神田また神郡、神戸(神社の封戸(ふこ))が置かれ、そこよりの収入、調(ちょう)・庸(よう)・田租が神社の用途にあてられることとなった。しかし、平安中期以降、律令(りつりょう)制が崩れ、荘園(しょうえん)が増加するとともに、それらの神領も変化し、伊勢(いせ)の神宮でも神郡、神田、神戸にかわって、自墾地系、寄進地系の御厨・御園という名の荘園が生じ、それにより経済が支えられた。鎌倉時代には幕府がよく保護して各神領はおよそ安泰であったが、南北朝期の争乱以降、各社神領ともしだいに略奪され、戦国時代にはほとんど崩壊した。それを安土(あづち)桃山時代を経て江戸時代になり、幕府より朱印領、各藩より黒印領を寄進することで復興したが、古代に比べるときわめて微々たるものであった。1871年(明治4)社寺領上知令(あげちれい)により、すべての社寺領を上知させたあと、神社は境内地のみを認められることとなり、ここに神領は消滅したこととなる。[鎌田純一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

神領の関連キーワード人力神力塵慮尽力御霊神滋賀県大津市神領石川昆陵沢田玄良半井金陵松原探梁

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

神領の関連情報