代用乳(読み)ダイヨウニュウ

デジタル大辞泉 「代用乳」の意味・読み・例文・類語

だいよう‐にゅう【代用乳】

人や家畜動物で、母乳代用となる人工乳

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「代用乳」の意味・わかりやすい解説

代用乳
だいようにゅう

人または動物 (牛,水牛,やぎなど) の乳の代用として調製された人工乳ともいうべきもので,代表的なものに大豆からつくられた豆乳がある。豆乳は牛乳に比べて脂肪,糖,カルシウム,ビタミンA,Dが少いので,これらを強化して調製する。

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世界大百科事典(旧版)内の代用乳の言及

【人工飼料】より

…そのとき,母乳のかわりに消化吸収のよい飼料を与える。これを代用乳または人工乳と呼ぶ。畜産業が高度に発達した国々では以前からこうした飼料が開発され普及していたが,日本でも酪農,養豚経営でその利用が一般化しつつある。…

※「代用乳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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