仮の宿り(読み)カリノヤドリ

デジタル大辞泉 「仮の宿り」の意味・読み・例文・類語

かり‐の‐やどり【仮の宿り】

仮の宿やど」に同じ。
家居のつきづきしく、あらまほしきこそ、―とは思へど、興あるものなれ」〈徒然・一〇〉

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精選版 日本国語大辞典 「仮の宿り」の意味・読み・例文・類語

かり【仮】 の 宿(やど)

  1. かり(仮)の宿(やど)
    1. [初出の実例]「こしらへてかりのやどりにやすめずばまことの道をいかで知らまし〈赤染衛門〉」(出典:後拾遺和歌集(1086)雑六・一一九二)
    2. 「家居のつきづきしく、あらまほしきこそ、かりのやどりとは思へど、興あるものなれ」(出典:徒然草(1331頃)一〇)

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