仮宿(読み)かりやど

精選版 日本国語大辞典 「仮宿」の意味・読み・例文・類語

かり‐やど【仮宿】

  1. 〘 名詞 〙 仮の宿泊仮寝をする宿。また、一時的なすまい。かりずまい。
    1. [初出の実例]「こよひばかりは、何か苦しき、かり宿して、あけぼのにすかしてやれとて」(出典:御伽草子・物くさ太郎(室町末))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android