仮想質量(読み)カソウシツリョウ

デジタル大辞泉 「仮想質量」の意味・読み・例文・類語

かそう‐しつりょう〔カサウシツリヤウ〕【仮想質量】

物体流体中を運動するとき、周囲の流体も同時に動くため、真空中における運動に比べて増加する見かけ上の質量のこと。仮想質量は物体の形状によって異なり、排除する流体の質量に比例する。誘導質量付加質量

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android