仮政府(読み)カリセイフ

デジタル大辞泉 「仮政府」の意味・読み・例文・類語

かり‐せいふ【仮政府】

憲法上の正式な政府ができるまで、仮に設けられる事実上の政府。臨時政府

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「仮政府」の意味・読み・例文・類語

かり‐せいふ【仮政府】

  1. 〘 名詞 〙 事実上の政府ではあるが、正当な政府とは認められない仮の政府。革命運動、独立運動などの過程で成立する場合が多い。
    1. [初出の実例]「布哇国の革命は〈略〉午後九時頃に至りて仮政府は設立せられたりと風説す」(出典:東京日日新聞‐明治二六年(1893)三月八日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android