共同通信ニュース用語解説 「仮設住宅と子ども」の解説
仮設住宅と子ども
仮設住宅は災害で自宅を失った被災者に自治体が無償で提供する。プレハブの長屋形式が多く、標準的な広さは1戸当たり29・7平方メートル。子育て世代にとっては狭く、隣に音が響きやすいためストレスになりやすい。換気の悪さでカビが発生し、子どものアレルギー疾患への影響も指摘される。入居期間は原則2年間だが、東日本大震災では復興の遅れから大幅に延長している。岩手、宮城、福島3県のプレハブ仮設には1月末時点で約5万9千人が入居している。
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