仰書(読み)おおせがき

精選版 日本国語大辞典 「仰書」の意味・読み・例文・類語

おおせ‐がきおほせ‥【仰書】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 貴人命令で、その仰せを書きしるすこと。また、書きしるしたもの。代筆
    1. [初出の実例]「長女(をさめ)文を持て来たり。〈略〉人づてのおほせがきにはあらぬなめりと、胸つぶれて、とく開けたれば」(出典枕草子(10C終)一四三)
  3. 貴人の仰せを書く人。書記
    1. [初出の実例]「しと云は、たとゑば日本にをうせかきのごとくなる者なり」(出典:成簣堂本論語抄(1475頃)雍也)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む