代筆(読み)ダイヒツ

精選版 日本国語大辞典 「代筆」の意味・読み・例文・類語

だい‐ひつ【代筆】

  1. 〘 名詞 〙 本人に代わって手紙や書類を書くこと。また、それをする人。代書。
    1. [初出の実例]「一筆にくたびれ申候まま、代筆にて申候間」(出典:有馬則頼ほか七人宛利休書簡‐(天正一六年)(1588)九月一九日)
    2. [その他の文献]〔湧幢小品‐巻七・断么絶六〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「代筆」の読み・字形・画数・意味

【代筆】だいひつ

人に代わって書く。宋・袁燮〔国家宜しく政刑を明らかにすべきを論ずる子〕場屋代筆の罰は、先の甚だ嚴にする。罪は背を鞭(むちう)つに至り、身齒(なかま)とせず。禁防陵夷(りやうい)(衰微)せしより、肆行(しかう)忌(い)む無し。

字通「代」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む