任運(読み)にんうん

精選版 日本国語大辞典 「任運」の意味・読み・例文・類語

にん‐うん【任運】

  1. 〘 名詞 〙 つとめて事をなそうとしないこと。自然にまかせること。運まかせ。
    1. [初出の実例]「只是彼土。任運生得之果報。不亦楽乎」(出典往生要集(984‐985)大文二)
    2. 「世間の事は無始より馴て自好、任運に成し安し」(出典:梵舜本沙石集(1283)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「任運」の読み・字形・画数・意味

【任運】にんうん

運任せ

字通「任」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む