伊串英治(読み)イグシ エイジ

20世紀日本人名事典 「伊串英治」の解説

伊串 英治
イグシ エイジ

大正・昭和期の社会運動家



生年
明治32(1899)年1月8日

没年
昭和43(1968)年8月30日

出生地
愛知県名古屋市東区杉之町

経歴
小学校卒業後、家業の撚糸業を手伝っていたが、その中でアナーキズムに近ずく。大正3年の名鉄市内電車焼打事件、7年の名古屋米争動に参加。8年、大杉栄の社会運動社支局主任となってアナキズム宣伝従事生涯アナーキスト立場を堅持した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊串英治」の解説

伊串英治 いぐし-えいじ

1899-1968 大正-昭和時代の社会運動家。
明治32年1月8日生まれ。アナーキズムに傾倒し,大正9年大杉栄の社会運動社の名古屋支局主任となる。「労働者」「無政府主義運動」などの編集にたずさわった。昭和43年8月30日死去。69歳。愛知県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android