伊予史精義(読み)いよしせいぎ

日本歴史地名大系 「伊予史精義」の解説

伊予史精義
いよしせいぎ

一冊 景浦稚桃著 大正一三年刊

解説 伊予史研究の草分けである著者が一〇年の日子を費やして完成した名著自序に「伊予には未だ系統的に一貫せる国史なきを以て敢て之を世に問はむとす」とある。緒論郷土史に対する主張を述べ、有史以前・大和朝廷時代・律令撰定時代・奈良時代・平安時代・源平時代・鎌倉時代・南北朝時代・室町時代・戦国時代・織豊時代・江戸時代・明治以後に区分し、原史料を駆使しつつ史実に迫る。巻末に伊予史研究の重要史籍を掲げる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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