デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊吹童子」の解説 伊吹童子 いぶきどうじ 近江(おうみ)伊吹山麓にすんだとされる伝説上の人物。母の胎内に33ヵ月もいて,生まれたときには歯もはえそろい,言葉もはなし,大酒をのんだ。鬼子として伊吹山にすてられるが,動物にそだてられる。のち大江山にうつり,都に出没して人を殺し美女や財宝をうばう盗賊となった。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例