伊東亮次(読み)イトウ リョウジ

20世紀日本人名事典 「伊東亮次」の解説

伊東 亮次
イトウ リョウジ

大正・昭和期の印刷工学者 元・千葉大学工学部印刷科教授。



生年
明治20(1887)年12月

没年
昭和39(1964)年10月18日

出生地
愛知県

学歴〔年〕
東京高工図書科〔明治43年〕卒

主な受賞名〔年〕
野間賞(第1回)〔昭和28年〕

経歴
明治44年東京高等工芸学校助教授、大正3年東京美術学校助教授、同印刷工芸科、千葉大学工学部印刷科教授を歴任した。一方大正8年H・Bプロセス製版導入のため渡米、帰国後9年には文部省から製版印刷技術研究のため欧米へ留学した。帰国後、グラビア印刷普及に努め、印刷、製版技術の改善に尽力した。日本印刷学会会長。著書に「グラビア製版印刷術」「多色刷オフセット写真版術」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊東亮次」の解説

伊東亮次 いとう-りょうじ

1887-1964 大正-昭和時代の印刷工学者。
明治20年12月生まれ。母校東京高工の助教授などをへて,大正11年東京高等工芸教授となり,のち千葉大教授。グラビア印刷など印刷・製版技術の改善につくした。日本印刷学会会長。昭和28年第1回野間賞。昭和39年10月18日死去。76歳。愛知県出身。著作に「グラビア製版印刷術」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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