伊賀くみひも(読み)いがくみひも

事典 日本の地域ブランド・名産品 「伊賀くみひも」の解説

伊賀くみひも[繊維・刺繍]
いがくみひも

東海地方、三重県の地域ブランド。
三重県伊賀市・名張市で生産されたくみひもを使用した帯締め・羽織り紐。起源は奈良時代以前に遡るという。江戸時代には、すでに有名な産地であった。特に、高台による高級手組みひもが有名で、全国生産の大半を占めている。現在では、伝統の技術を守りながら、新しい感性を加えネクタイ・ベルト・マフラーなどの洋装品、根付・携帯ストラップ・くみひも人形などの小物類も多くつくられている。1976(昭和51)年12月、通商産業大臣(現・経済産業大臣)によって国の伝統的工芸品に指定。2008(平成20)年1月、特許庁の地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5102842号。地域団体商標の権利者は、三重県組紐協同組合。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

事典・日本の観光資源 「伊賀くみひも」の解説

伊賀くみひも

(三重県伊賀市)
伊賀のたからもの100選」指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android