日本歴史地名大系 「伊賀光季邸跡」の解説 伊賀光季邸跡いがみつすえていあと 京都市:下京区開智学区蓮池町伊賀光季邸跡鎌倉幕府の京都守護伊賀光季の館跡。「百錬抄」承久三年(一二二一)五月一五日条に「光季住高辻北京極西角宅」とあり、これは現京極町・桝屋町の北と茶磨屋町南の辺りにあたる。「承久記」には「判官(光季)の宿所は、高辻子京極、高辻子よりは北、京極よりは西、京極面は棟門平門にて大門也、高辻子面は土門にて小門也」と記される。光季は伊賀守藤原朝光の長男で左衛門尉。その妹は二代執権北条義時の妻となり政村を産む。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by