百錬抄(読み)ヒャクレンショウ

デジタル大辞泉 「百錬抄」の意味・読み・例文・類語

ひゃくれんしょう〔ヒヤクレンセウ〕【百錬抄/百練抄】

鎌倉時代歴史書。17巻。初めの3巻は散逸編者・成立年ともに未詳武家方の「吾妻鏡」と対照をなす、公家方編年体による記録冷泉れいぜい天皇から後深草天皇までを収録

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旺文社日本史事典 三訂版 「百錬抄」の解説

百錬抄
ひゃくれんしょう

鎌倉後期に成立した漢文編年体の史書
百練抄」とも書く。17巻。冷泉天皇より後深草天皇に至る968〜1259年,約3世紀間の記録。編者は不詳であるが,朝廷との関係の深い人らしく,京都の事情を知る史料として重要。

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