伊賀袴(読み)イガバカマ

デジタル大辞泉 「伊賀袴」の意味・読み・例文・類語

いが‐ばかま【×伊賀×袴】

伊賀者が用いたところからという》「け袴」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「伊賀袴」の意味・読み・例文・類語

いが‐ばかま【伊賀袴】

〘名〙 袴の一種。裾(すそ)を狭くして脛(すね)に当たる上下に紐をつけ、脛にくくりつけて脚絆(きゃはん)のようにしたもの。仕事着や旅行着として伊賀者が用いたところからの名といわれる。たちつけ。かるさんばかま。〔日葡辞書(1603‐04)〕

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世界大百科事典(旧版)内の伊賀袴の言及

【袴】より

…江戸時代に武士が着用したものである。(14)伊賀袴 袴と共布の脚絆を付属したもので幕末に武士が着装したものをこう呼んだ。(15)襠高袴 馬乗袴のように襠を高くした,股下の高い仕立ての袴で,現在,一般に袴といっているのはこれである。…

※「伊賀袴」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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