伏竜(読み)フクリョウ

デジタル大辞泉 「伏竜」の意味・読み・例文・類語

ふく‐りょう【伏竜】

池の中にひそみ昇天の時機を待っている竜。
世間に知られていないすぐれた人物のたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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普及版 字通 「伏竜」の読み・字形・画数・意味

【伏竜】ふくりよう

世に隠れている人物。〔三国志、蜀、諸亮伝注に引く襄陽記〕操曰く、儒生俗士は豈に時勢(し)らんや。時務をは俊に在り。此の自(おのづか)ら伏鳳雛りと。(劉)備問ふ、誰(たれ)とか爲すと。曰く、士元なりと。

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