

(ふくえい)をいう。古くは蠱術(こじゆつ)が多く行われ、風蠱に対しては城門に犬牲を破
(はたく)する
辜(ひょくこ)の法、また墓室など地中からくるものに対しては、埋蠱(まいこ)のように人と犬とを埋めて祓う伏
を以てこれを防いだ。殷墓の玄室腰坑に、武将と犬とを埋めている例がある。また殷墓に残されている数千に及ぶ断首坑葬も、伏
の意をもつものであろう。秦で行われた伏祠も、蠱を防ぐために犠牲を埋めたものと思われる。また軍が出発するとき、犬牲を王の車で轢(ひ)き殺す車
(しやはつ)の儀礼をもいう。
(服)と字源は異なるが、声義に通ずるところがある。
の法をいう。
(ふく)を収める。
は車軾を覆うもので、車上の式(しょく)の礼は軾に憑(よ)って伏する礼を行う。
biu
kは同声。ともに服事・服従の意がある。伏はまた
phiu
kと声義近く、伏は埋蠱に対する伏
、
(ひよく)は風蠱に対する
辜(ひよくこ)で、いずれも蠱に対する呪的な方法を示す語である。
▶・伏謁▶・伏怨▶・伏起▶・伏気▶・伏戯▶・伏羲▶・伏犠▶・伏居▶・伏
▶・伏
▶・伏闕▶・伏剣▶・伏愆▶・伏彦▶・伏虎▶・伏甲▶・伏寇▶・伏閤▶・伏
▶・伏尸▶・伏死▶・伏屍▶・伏祠▶・伏士▶・伏伺▶・伏雌▶・伏侍▶・伏室▶・伏質▶・伏
▶・伏日▶・伏謝▶・伏戎▶・伏処▶・伏暑▶・伏承▶・伏軾▶・伏式▶・伏食▶・伏身▶・伏刃▶・伏節▶・伏泉▶・伏奏▶・伏息▶・伏誅▶・伏聴▶・伏枕▶・伏
▶・伏弩▶・伏匿▶・伏読▶・伏熱▶・伏拝▶・伏魄▶・伏物▶・伏兵▶・伏閉▶・伏弁▶・伏法▶・伏魔▶・伏埋▶・伏
▶・伏膺▶・伏翼▶・伏卵▶・伏流▶・伏竜▶・伏櫪▶・伏歴▶・伏臘▶
伏・屈伏・降伏・三伏・
伏・雌伏・折伏・初伏・暑伏・承伏・消伏・慴伏・心伏・酔伏・睡伏・説伏・潜伏・嘆伏・誅伏・調伏・踏伏・拝伏・俯伏・平伏・匍伏・
伏・陽伏出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...