休らい(読み)ヤスライ

デジタル大辞泉 「休らい」の意味・読み・例文・類語

やすらい〔やすらひ〕【休らい/安らい】

休むこと。また、穏やかなこと。
霧雨にぬれた竹林は…羊の群れが首をたれて、静かに眠っている―であった」〈康成春景色
ためらうこと。躊躇ちゅうちょすること。
「来し方の心の―さへあやふく覚え給へど」〈総角
たたずむこと。立ちどまること。
「怪しや。誰人の道ふみ迷へる―ぞや」〈太平記・六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 躊躇

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む