会津の起上がり小法師(読み)あいづのおきあがりこぼし

事典 日本の地域ブランド・名産品 「会津の起上がり小法師」の解説

会津の起上がり小法師[人形・玩具]
あいづのおきあがりこぼし

東北地方福島県の地域ブランド。
会津若松市で製作されている。起き上がり小法師とは、ダルマのような形の小さな張り子人形。3cmほどの掌にのる大きさが特徴。胴が赤で頭が黒。目・眉・口を細い線で描く。一家繁栄を願って、家族の人数より一個多く買うのが古くからの慣わし。会津民芸品の多くは、会津藩主・蒲生氏郷が、下級藩士の内職としてつくらせたものといわれる。福島県伝統的工芸品

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android