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福島県 ふくしま

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

福島県
ふくしま

面積 1万3782.76km2。人口 202万9064(2010)。年降水量 1166.0mm(福島市)。年平均気温 13.0℃(福島市)。県庁所在地 福島市。県木 ケヤキ。県花 ネモトシャクナゲ(→シャクナゲ)。

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デジタル大辞泉の解説

ふくしま‐けん【福島県】

福島

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日本の地名がわかる事典の解説

〔福島県〕福島〈県〉(ふくしま〈けん〉)


東北地方南部に位置する県。
東は太平洋に面し、北は宮城県・山形県、西は新潟県、南は群馬県・栃木県・茨城県の3県に接する。面積は北海道・岩手県に次いで全国第3位。県域は地形上、西部の会津(あいづ)地方と中部の中通(なかどお)り、太平洋岸の浜通(はまどお)りに大別される。2011年(平成23)3月の東日本大震災で、地震と津波、福島第一原子力発電所事故により甚大な被害を受けた。人口199万1865。面積1万3782.76km2。人口密度144.52人/km2。管轄市町村は13市31町15村。県庁所在地は福島市。県花はネモトシャクナゲ。
歴史を見ると、後期旧石器時代の遺跡のほか、縄文時代の集落跡、弥生時代の稲作の痕跡(こんせき)も残る。古墳は県内の低地に分布。645年(大化(たいか)元)、大化の改新で東北地方に道奥国(みちのくのくに)が成立、のち陸奥(むつ)国となる。その入り口として白河関(しらかわのせき)・勿来関(なこそのせき)がおかれた。奈良時代初期、本県域と宮城県南端部に石城(いわき)・石背(いわしろ)の両国が設置されたが、9年ほどで廃された。平安時代後期には一時平泉(ひらいずみ)の奥州藤原(おうしゅうふじわら)氏の勢力下となった。源頼朝(みなもとのよりとも)が奥州藤原氏を滅ぼした後、鎌倉幕府の統治を経て南北朝時代・室町時代は各地で抗争が続いた。戦国時代末期、伊達政宗(だてまさむね)が蘆名(あしな)氏を滅ぼして福島県のほぼ全域を支配。江戸幕府の政策は、地方勢力を分断するため、会津藩・二本松(にほんまつ)藩・相馬(そうま)藩など大小の藩に分割した。会津藩は保科(ほしな)(会津松平(まつだいら))氏の大藩だったが、他地域は幕府直轄領・分領が混在する複雑な支配を受けた。唯一、浜通り北部の相馬氏が幕末まで存続した。各藩は産業を振興、会津の漆(うるし)や伊達地方・信夫(しのぶ)地方の養蚕など伝統産業が発達。1868年(明治元)の戊辰(ぼしん)戦争では、会津若松での白虎隊(びゃっこたい)の悲劇を生んだ。1871年の廃藩置県を経て同年11月には平(たいら)・二本松・若松の3県に統合され、1876年これらが合併、現在の福島県となる。
地勢を見ると、東部は阿武隈(あぶくま)高地、中部は吾妻(あづま)山・磐梯(ばんだい)山などを含む奥羽(おうう)山脈、西部の新潟県境に越後(えちご)山脈がそれぞれ南北に走り、これらによって県域は3地方に区分される。浜通りは、太平洋に面して狭長な海岸平野が続く。中通りは阿武隈高地と奥羽山脈に挟まれ、阿武隈川が北流し、郡山(こおりやま)盆地・福島盆地などの内陸盆地が連続する。奥羽山脈には猪苗代(いなわしろ)湖、桧原(ひばら)湖などの湖沼が点在。西部は会津盆地と周辺の山地からなる。盆地中央部で大(おお)川と日橋(にっぱし)川が合流し、さらに只見(ただみ)川を合わせ阿賀(あが)川となって新潟県に流出する。越後山脈の燧ヶ(ひうちが)岳(標高2356m)は東北地方の最高峰。気候は、浜通りは太平洋岸式気候で、南部は冬季も温暖。会津地方は日本海岸式気候で、夏に晴れ日が多く、南西部では積雪量が4mに達する。中通りは内陸性気候のため気温の年較差(ねんこうさ)が大きい。
産業は、第一次産業就業人口が年々減少、首都圏に近いことから第二次産業第三次産業の伸長が著しい。情報通信機械・電気機械・電子部品・化学・輸送機械・食品工業を中心に製造品総出荷額は東北地方随一。いわき市には重化学、郡山市周辺には化学・繊維工場が立地。農業は、水田比率が高いが、工場・住宅地への転用、兼業化が進む。会津・郡山・福島の各盆地では稲作が盛んで、米は農業生産額全体の40%以上を占める。サヤインゲンキュウリトマト・モモ・ナシ・リンゴなど野菜・果実の生産は、量・種類とも多い。葉タバコの大産地でもあり、かつては養蚕地帯として知られた。三陸沖や鹿島灘(かしまなだ)の好漁場をもち近海漁業も盛ん。森林面積は約7割を占めるが林業の発展は遅れる。常磐(じょうばん)炭田で発展した鉱業も、同炭田の閉山後に衰微した。
観光では、県北の磐梯朝日(あさひ)国立公園は、吾妻山・安達太良(あだたら)山・磐梯山の火山景観と猪苗代湖、温泉に恵まれ、東北地方屈指の観光地となる。新潟県境の越後三山(さんざん)只見国定公園は、秘境の性格の強い山岳公園。新潟・群馬両県との境に広がる尾瀬(おぜ)は、貴重な湿原として環境が保護されている。7月下旬に相馬地方で開催される相馬野馬追(そうまのまおい)をはじめ、二本松市の木幡(こはた)の幡祭り・石井の七福神と田植踊(たうえおどり)、福島市の金沢(かねざわ)の羽山(はやま)ごもり、いわき市の御宝殿(ごほうでん)の稚児田楽(ちごでんがく)・風流など、国の重要無形民俗文化財に指定されている民俗行事も多い。また二本松のちょうちん祭り・白河だるま市・福島わらじまつり・じゃんがら念仏踊り・大俵引き・つつこ引き祭り・会津まつりなどの観光行事も豊富。会津若松市の鶴ヶ城、田村市の鍾乳洞あぶくま洞などにも多くの観光客が訪れる。
会津若松市
安達郡
石川郡
いわき市
岩瀬郡
大沼郡
河沼郡
喜多方市
郡山市
白河市
須賀川市
相馬郡
相馬市
伊達郡
伊達市
田村郡
田村市
西白河郡
二本松市
東白川郡
福島市
双葉郡
南会津郡
南相馬市
本宮市
耶麻郡

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