伝西寺(読み)でんさいじ

日本歴史地名大系 「伝西寺」の解説

伝西寺
でんさいじ

[現在地名]長尾町東

ひがしの中央にあり、瑞林山花光院と号し、真宗大谷派。本尊阿弥陀如来。寺伝によると文和年中(一三五二―五六)、間島義起が南北朝の兵乱を避けて京都から伊勢に移り、さらに山城醍醐寺三宝さんぼう院の庄園であったことを頼りに長尾庄に移住した。義起の玄孫が出家して証性と称し、本願寺の実如に謁して大永五年(一五二五)一宇を建て伝西寺としたという。義起の屋敷跡と伝える御殿屋敷ごてんやしき地名が残る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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