デジタル大辞泉 「伝馬込み」の意味・読み・例文・類語 てんま‐こみ【伝馬込み】 近世大型和船の垣立かきたつで、伝馬船を積み込めるように取り外し構造とした部分。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「伝馬込み」の意味・読み・例文・類語 てんま‐こみ【伝馬込】 〘 名詞 〙 近世大型荷船の垣立(かきたつ)の部分の名称。空荷のとき伝馬船を船体胴の間上に積むため、その積込み作業が容易であるように垣立の一部を取りはずし構造としたもの。伝馬組。艀込(はしけこみ)。伝馬込[初出の実例]「薬屋九兵衛船は表の伝馬込み痛み申候故、中荷之塩二百俵余捨り、今一度まきり」(出典:船法御定並諸方聞書(1724頃)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例