デジタル大辞泉 「伸し切る」の意味・読み・例文・類語 のし‐き・る【▽伸し切る】 [動ラ四]存分に振る舞う。また、威張る。「町内に―・って、何処へも搦む二枚糸強がってなりませぬ」〈緑雨・門三味線〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「伸し切る」の意味・読み・例文・類語 のし‐き・る【伸切】 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙① 腰を十分に伸ばす。存分にする。また、威張る。[初出の実例]「手には書あれば、笏は腰にさすぞ。のしきっても不レ読して、跪てよむぞ」(出典:四河入海(17C前)三)② 先へのばす。[初出の実例]「此清書は格別筆先に肉を持たせ、天晴骨髄を書得たれば、伝授はずるずる伸切(ノシキッ)ていてたもれと」(出典:浄瑠璃・菅原伝授手習鑑(1746)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例